ある日のこと。
おかーさん、バレンタインにはチョコを好きな人にあげるんだって!
あのねそれはお菓子会社が作り上げた陰謀であって本当のバレンタインっていうのは
チョコ作りたい!
…いやまぁチョコくらいいいけどさ。
ひとりで!
ひとり無理でしょアナタ不器用だし
ひ と り で!
ええぇええ( ;∀;)
てなことで、6歳長女が「ひとりで」チョコレートを準備することになりました。
しかし不器用な6歳が1人でできるって言ったら、せいぜいチョコレートを溶かして成形するくらい。うーんと考え込んで、ごくごくシンプルな工程のみ、100均のアイテムのみでできるものにしました。
Contents
チョコレート作りに必要な100均アイテム
わが家が今回用意したのは以下のようなものです。
・製菓用チョコレート(細かくするのが面倒でなければ普通の板チョコでOK)
・チョコ型
・チョコレートカップ
・トッピング用のチョコスプレー、キラキラシュガー
・ラッピングセット
[1]チョコレートを耐熱容器に入れてレンジで溶かす
湯煎で溶かすのが一般的ですが、今回娘っ子がひとりでやるって言って聞かないので、安全のためにレンジを使いました。最初600Wで1分程度かけてみて、様子を見ながら20秒~30秒ほど追加してみてください。一気に全部溶かそうとしないのがポイント。
このくらいの感じになったら、ヘラで全体を混ぜます。そしてまた20秒ほど加熱するというのを繰り返します。
全部が柔らかく溶けたら完成。
魔女みたい!うへへへへ、まーぜまーぜまーぜまーぜ
余計なことしてるとチョコかたまっちゃうから、さっさと次いきましょうね
[2]チョコレートをスプーンで型に入れる
チョコレートをスプーンですくって型に入れていきます。
カップも同様に。チョコレートを入れたあと、トントンと型を少し台に落とすようにすると、中の空気が出て表面が平らになります。
ハイそこで型をそっと手にとって、トントン!
あ!指入った!手についた!…まぁいいか、食べれば同じ!(/・ω・)/
良くないわ!好きな子にあげるんだったらもうちょっと見た目にも気を遣え!
[3]チョコスプレーなどで飾り付けをする
チョコレートが固まってしまう前に上に飾り付けをします。長女はこの工程が一番楽しそうでした。
おかーさん、この残った飾りのチョコレートはどうなるの?
どうなるのって、残ってもしょうがないから食べていいよ
残ったの食べていいの!やった!…うん、よし、飾りはこれくらいでいいかな
自分が食べたいからって飾る量を減らすんじゃない( 一一)
[4]冷蔵庫で冷やし固める
固まったら、型に入れていた方のチョコレートは取りだします。意外と100均のアンティークチョコ型は、絵柄もくっきり出てほんのり高級感もあり良かったです。「トントン」がへたくそだったせいで、裏面でっこぼこだけど!
[5]チョコレートをラッピングする
今回はシンプルに、ラッピングバッグに入れました。メッセージカードなんかもお好みでつけるとより本格的になるかと。
思ってたよりマトモなのできた(*´▽`*)
明日あげてくる!A君とB君にあげてくる!
あげてもいいけど、A君とB君だけがいる時にあげようね。皆に配れるほど量がないからね。
わかった大丈夫!明日A君とB君を体育館の裏に連れてくから!
それなんか違うやつだね、うん
初めてのお菓子作りにも最適な、湯煎なしチョコレート
私は今回、子どもの隣で「落ちたチョコレートを拭き取る」「ボウルのまわりについたチョコレートをヘラでこそげとる」「レンジのワット数と秒を設定する」などのアシスタント業務に徹していましたが、チョコレートをカットしたり、湯煎したりする必要がなかったので、子どもひとりでも危なげなく楽しんで作れているようでした。
自分で作った(といっても成形しただけだけど)チョコレートは格別おいしかったようで、普段はあまり甘いものを好まない娘が、喜んで余りを食べていました。
100均でそろえれば、材料・道具もあわせて500円程度なので、初めてのお菓子作りにも良いかも。製菓に興味があるお子さまがいらっしゃる方は、ぜひ一度お試しください。それでは皆さま、ハッピー・バレンタイン!