季節が良すぎて毎日超絶眠たい青海でございます。週末のネイル検定が終わったら次女と一緒にぱったりお昼寝しよう…うんそうしよう…。
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インドに行くなら情報が必要だ!
さて、ご自身が駐在員として派遣される、あるいは帯同する、長期旅行に行く…様々な理由でインドに行くことになった際、まずはインドに関する情報を集めることになろうかと思います。一般的に日本人のインドに対するイメージといえば、せいぜいが「カレー食べててやたらと踊って歌ってて数学が得意で、電車の上にたくさん人が乗っててレイプが多いらしい」みたいな超断片的な内容のみで、具体的にどんな国かを説明できる方は少ないのではないでしょうか。
私も右に同じで、「インドってどんな国で、どうやって暮らしているのか」想像もできず、旦那の駐在が決まった時はとりあえずインドに関係する本を読むことから始めました。実際にインドで暮らす中で、確かに参考になった、役立った本というのをここでご紹介しようと思います。
地球の歩き方 aruco インド
5 地球の歩き方 aruco インド 2014~2015 (地球の歩き方 aruco 5)
まずはベタに旅行ガイドを一冊。本屋さんでペラペラめくって頂いてお好みのものを買って頂ければ大丈夫なのですが、私はarucoが持ち歩きに便利なサイズで好きでした。女子好みのお土産屋さんも一通り載っているし、インドに着いて最初のころはこの本を片手にあちこち見て回っていました。
ただ一般的なガイド本は、首都デリー・アグラ・ジャイプルの情報が大半で、あとはおまけみたいな書かれ方をしていることが多いので、滞在先が首都デリーではなく、南インド方面の方は、地球の歩き方の南インド版を買った方が情報が多くて良いと思います。北インドと南インドではカルチャーも結構違いますしね。
旅の指さし会話帳22 インド(ヒンディー語)
首都デリーの外国人が多く出入りしているようなところは英語が通じますが(インド英語だけども)、ローカルな場所では全くといっていいほど英語が通用しません。南インドの場合はまた言語が異なるのですが、北インドであればヒンデイー語の会話帳があるととても役立ちます。私はこの本一冊でローカルでの買い物の仕方、メイドへの指示の出し方を覚えました。余談ですが、ヒンディー語の文法は日本語によく似ているので、この本の単語だけ覚えて、「ショッピングセンター、行く」「これ、みっつ、買う」と言うだけでも結構通じます。リクシャー(インドのタクシー)に乗る時も、大抵は英語が通じないので、この本があると便利です。
インド英語のリスニング
インド英語ってなまってるって聞くけどどんな感じ?と思われている方はこちらの本をどうぞ。見つけた時はこんなピンポイントな本があるのかと驚きました。Rの発音が強い(numberは「ナンバル」になる)とか、英語で話しているのにヒンディー語の単語が混ざるとか、インドの独特な英語の言い回しを体験できます。不思議なことに、インドではキレイな英語に慣れ親しんだ方ほどインドなまりに苦戦しておられる傾向が見られました。私のような中途半端な英語力の人の方が、インドなまりを聞き取れるようになるのが早かったという(;´∀`)
無敵のインド
駐在当時すごく役立ったのがこちらのご本。とても細かいイラストでインドのあれやこれやをご紹介してくださっているのですが、中でもデリーの各マーケットの位置をわかりやすく地図にしてくださっていたページは、本当に便利でした。というのも、インドでは「洋服買うなら○○マーケット」「生鮮食料品なら○○マーケット」というように、買いたいものによってマーケットを使い分けねばならず、行った当初はその位置関係がなかなか頭に描けなくて、移動の時苦戦したものです。こちらの本では主要マーケットの場所と何が売っているかをわかりやすく描いてくれているので、駐在奥様にいつもオススメしていました。
ローカルフードの名前(ヒンディー語なので日本人にはなかなか覚えにくい)や、カレーの種類なども豊富に載っているので、一冊あるととてもお役立ちです。
インドでキャバクラ始めました(笑)
インドでキャバクラ始めました(笑)(1) (モーニングコミックス)
インドでキャバクラやっていいのかという問題はインドのカオスの中に捨ておくとして、インド駐在員の現実とインドで商売をすることがどれだけ大変なのかがわかる本。マンガでキャラクターも可愛いので、とても楽しく読めると思います。著者さんのインドに行っちゃうその心意気がマジですごいと思う。
インド旅行記
女優の中谷美紀さんが書かれた本。インドの各所を回られています。「命がけのインド貧乏旅行記」的な本が多い中にあって、適度に安心安全で、けれど現地のものもしっかり楽しむというスタンスなので、「ハードな旅行はちょっと…」という方にも参考になるかと思います。文章もとても読みやすくキレイですよ。ヨガをしにインドへ行ってみたいという方もぜひ!
インドな日々
ホラー漫画家さんが、インド人のご主人と結婚して描かれたコミックエッセイです。ご主人が南インドの方なので、私がいたデリー(北インド)とはまた様子が違っていて、とても興味深かったです。だいぶディープなインド旅についても書かれているので、実践する勇気はないけど、インドのカオスっぷりを垣間見たいという方にもオススメです。
デリーマダムのお勧めリスト
最後に、amazonで買える商品ではないのですが、デリーで駐在される方に絶対オススメなのが、インドの日本人会が発行してくださっている「デリーマダムのお勧めリスト」です。こちらには、どこに行けば肉類は買えるのかとか、おみやげならこれがオススメとか、とにかくデリーで生活するための先輩マダムの知恵がたっぷり!つまっています。
インド駐在が始まったら、最初に買いにいくべき本といっても過言ではありませぬ!ぜひインドに着いたら手に入れてくださいね。
インドは日本と全く違う国。だからこそ面白い
日本だったら「ありえない!」がしょっちゅう起こる国、それがインド。振り返れば、本当に毎日大変だったけど、ぐったりすることもたくさんあったけど、日本という国の常識が世界の常識ではまるでない、ということを体感できる場所でした。本を読むだけでも、インドの「なんかもうわけわからん感じ」が感じ取れると思うので、興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね!