1日1食ダイエットを1か月続けてみました



「ダイエットは明日から」と言い続けてはや幾年、30代半ばにして青海は決断しました。

いいかげんダイエットは今日からやろう(やっと気づいた)。

ちょっとやってはまた止めて、という悪循環を断ち切るため、「1日1食だけにする」というシンプルで続けやすいダイエットに挑戦しました。

1日1食ダイエットとは

「とは!」って説明するほどでもありませんが、要は1日1食だけ食べる、これだけです。

細かいルール(野菜ジュースは1食にカウントするか否かとか)は人によって違うようですが、私はシンプルに「食事は夕食1回だけ。何を食べてもOK。牛乳や野菜ジュースも、2~3杯であれば好きなときに飲んで良し」というルールにしました。

この1日1食を続けているという芸能人も多く、例えば「昼顔」でセクシーな先生役を務められた斎藤工さんも、1日1食なのだそうです(この前VS嵐でおっしゃってた)。

Kindle Unlimitedに入っていたので、この本も読んでみました。内容は「えええええマジで!?」ってことが多かったので人を選ぶ本だと思いますが、意外と1日1食の方って多いのね、ということを知るには良いかも。

 

 

 

ダイエット結果

結論からいくと、「17時以降に1食だけ食べる」という生活を始めて1か月で、MAXで58.5kgあった体重が、55.5kgまで落ちました

それまで低炭水化物ダイエットなどをしても、なかなか56kgの壁を破れなかったので、素直にうれしい。

55.5kgは私が大学時代のときの体重ですが、重すぎず軽すぎず、個人的にはベストなところです。

3kg痩せると見た目もけっこう変わるようで、お友達のママが開いてくれているヨガサークルに行ったら、「なんかシュっとした!」「何やった!」「腹でも下したか!」「恋でもしたか!」と適度に不穏な感想を織り交ぜつつ驚かれました。

下腹のぽっこり加減が毎日お風呂に入るたびにストレスでしたが、見た目もスッキリしました。

ダイエットの経過

1週間目

思い立ったらすぐ行動にうつしてしまう人間なもので、いきなり1日1食に切り替えてしまったのですが、スタートして1週間は空腹時に胃が痛くなり、時々胃薬を飲んでいました。

あとになって知ったけど、いきなりはやっぱり身体によくなかったようで…..。

これから始められる方は、じょじょに食事の回数を減らしていくなど、身体に無理のない方法でやってくださいね(*_*)

胃が痛いと感じるときは野菜ジュースを飲んだり、牛乳を飲んだりもしていました。

余談ですが、高校時代からこの胃薬が大好きで(おいしいと思うんだけど私だけだろうか)、家に常にストックがあります。

 

 

 

朝はもともと大して食べていなかったので、止めてもあまりストレスにはならず。

ただ、わりと低血糖気味なので、朝食べなくて低血糖で具合悪くなったら嫌だなぁとは思っていました。外出するときは念のためキャンディやチョコレートをバッグにしのばせておきました。

昼の2時~3時くらいが空腹のピークで、カフェラテを飲んだり、ガムを噛んだりして気をまぎらわすことが多かったです。

長女が17時過ぎに帰ってくるので、夕飯を作りながら味見をしたりして、最初の食事を取る感じです。

夜は好きなものを食べて良いというルールにしていたので、ご飯もお菓子もお腹がはちきれんばかりに食べていました。

1日1食にするとご飯が楽しみで仕方なく、つめこむように食べるのですが、思っていたほど入らない……。

すぐ満腹になってしまうので「あぁあ、もっと食べたいのにー!」と残念な気持ちになっていました。

2週間目

2週目も1~2回胃薬は飲みましたが、慣れてきたかなーという感じ。

1日1食を始めたときは、「ランチを取らないと、昼休憩した気分にならなそう」と思っていたのですが、録画していたTVを観たり、本を読んだりすれば、ちゃんと「休憩した感」が得られました。

むしろ食べなくていいので、全力でごろごろできるのは良かったかも(次女に邪魔はされるけど)。

昼を食べないせいか、午後に眠くなることは減りました。

カフェラテ1杯でそれなりにお腹がいっぱいになる感じを味わえるように。

3週間目

胃薬はほぼ不要に。低血糖になる不安もほぼなくなり、キャンディーやチョコレートを家に忘れてくることが増えました。

相変わらず午後の2時~3時くらいに強めの空腹感が襲ってくるので、ナッツの小袋を食べることもありました。

が、大抵はお腹がつまったような感じを味わい、「余計なもの食べちゃったな」と後悔しました。

夕食が楽しみで楽しみで、夕方になるとウキウキするように。

自由に食べていいのでお菓子もたくさん食べたいのだけれど、普通の食事でお腹いっぱいになってしまうので結局あまり食べられず。

焼き肉に行っても「1日1食だからどんなに食べても食べ過ぎにはなるまいよ」と、罪悪感なく思う存分食べられるのがうれしかったです。

4週目

3週目あたりにすとんと体重が落ち、見た目にも体重が減ったとわかる感じになりました。

お風呂のときに自分の身体を見て落ち込むことが減り、むしろへこんだ(当社比)腹を鏡にうつして悦に入るように。

1日1食にも慣れ、食べないのが普通になってきました。

たまたまの可能性も多いにありますが、普段割ときつめのPMS(月経前症候群)が起きるのですが、今回はまるでなし。

いつもある生理痛(腰痛)もなし。(でもこれは鉄剤を飲むようになったせいかもしれません)

頭痛は毎度おなじみでありましたが、これは低気圧のせいかも。

お菓子を食べたいという欲求が減り、「夕食は身体によいものをしっかり食べたい」と思うように。

1日1食ダイエットの良いところ

なんといってもやり方がシンプルなので、いろいろなことを考えるめんどうくささがありません。

また中途半端に「食べる量を減らす」必要がないので、「食べ過ぎて落ち込む」こともありません。

また私の場合は、夕食は何を食べてもOKとしていたので、食べてはいけないものの縛りがなく、その点ではストレスもありません。

あとは、食費が超浮きます。意外とランチ代って大きかった。

1日1食ダイエットの悪いところ

心配性だからか、栄養とかビタミンとか足りてないんじゃない?という不安がつきまといます。

今のところ特に不調は感じていないですし、「1日1食」推進派の本には「政府が打ち出している栄養とかビタミンの摂取量はあてにならん」と書いてありますが、「本当に大丈夫か?」という気持ちはぬぐえず。

とりあえず気休めにはなるかと、ネイチャーメイドのマルチビタミン&ミネラルと、先月健康診断で貧血判断をくらってしまったので、ファイチを飲んでいます。

 

 

 

 

 

 

養命酒飲むのはどうだろうと現在悩み中。あまりお酒強くないけどいけるだろうか。

うちの99歳まで生きたひいばーば様が、亡くなる直前まで「わしゃこれが楽しみで」と飲んでいたせいか、個人的に「ものすごく身体に良さそう」というイメージがあります(*’▽’)ノ

 

 

 

あとは、薬を飲みたいときに空腹だと胃が荒れそうで地味に困ります。

それから、家族や友人と食事したいときも非常に困る。

「私はいいの、あなただけ食べて!」というのも相手が食べづらかろうということで、なるべく胃に負担がかかりそうにないもの(サラダとかスープとか)を選んで食べるようにしています。

うちは子どもがまだ小さいからいいけど、思春期のお嬢さんとかがいらっしゃるご家庭だと教育に悪いかも。

「ママも食べないし私も食べなくていいじゃない」とか言われそう。

大人は1日1食でもいいと思うけど、若人は身体を作らねばならないので、なるべく満遍なく食べた方が良いように思います。

自分には合っているので今後も継続予定

いろいろとデメリットもありますが、

・好きなものを食べても太らない
・好きなものを食べても罪悪感がない
・夕食時のわくわく感がたまらない
・お金が貯まる

というメリットが私にとっては大きいので、引き続き「1日1食」を続けてみたいと思います。

私、下手したら1日1度も外に出ないほど現在活動量が少ないので、1日1食でもカロリー的には十分だと思うの……。

運動ももう少し取り入れていきたいな。

痩せるだけではただの貧相な身体になってしまうので、しなやかな筋肉のついた身体を目指したい。

1日1食が良いか悪いかはまだまだエビデンスも少なく、体質にもよるところが大きいと思うので、もし挑戦される方はよくよくご自身の身体と相談しながら少しずつやってみてくださいね!

【2019/4/11追記】

1日1食をやめてから結局また太ってしまったのですが、今度はクラシックなカロリー制限ダイエットで7kgほど落としました。

そのときの体験談はこちらの記事からどうぞ!