結婚して子どもを産む人生のメリット ベスト10!



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旦那さんが闇金ウシジマくんを読み始めオモシロイと言うので、ホリエモン(堀江貴文さん)の「ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!」の方を読み始めた青海です。リンクコーデならぬリンク読書でラブラブ夫婦!(えっ)


闇金ウシジマくん 38 (ビッグコミックス)


ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!

結婚して子どもを産むことのメリット

上の著書で堀江さんがこんなことをさらっと書いていらっしゃって、

私にとっては、ぶっちゃけ家族なんかいなくても、仕事も人生もまったく問題ないのだが……

これからVRとかロボットが発達していったら、同じような感覚になる人はどんどん増えそうだなぁと思ったのですが、結婚して子どもを産んで主婦をやってる過去の典型のオバチャンとして、結婚して子どもを産む人生のメリットを自分の視点でまとめてみようと思います。超個人的な話なので、超個人的な価値観に寄るものだとご承知おきください…!

メリット 第1位 【結婚はまだ?子どもはいつ?と聞かれなくなる】

もうねー、前この記事でも書いたけど、特に女性はこのメリット本当に大きいと思うのですよね。

http://aomihikari.com/2016/09/16/kekkon_riyu/

「そんな外野の言葉なぞ気にせにゃよかろうに」と簡単に言ってくれるかもしれないですが、「外野の言葉をまるで気にしないでいられるだけの精神的自立心」を養うのって、人によっては(私だ)結婚するより難易度高めな目標だったりするわけです。今の自分ならちょっと状況違うかもと思いますが、20代の私にはこの自立心がまるでなかったので、結婚して子ども産んで物理的に言われなくなってすごく気が楽になったのを覚えています。

メリット 第2位 【寂しくない】

育った家が割とドライだった反動なのか、昔から「TVに出てくるようなあったかい家族」に並々ならぬ憧れがあり、一人身の時はしょっちゅう「寂しい」と思っていました。結婚して子どもができると、「寂しいとか感じる暇などない」ほどに毎日が慌ただしく過ぎていくし、子どもは食傷気味になるほど「ままー!ままー!」と呼んでくるので、子どもが産まれてからは「なんとなく寂しい」という感情に襲われたことはありませぬ。

メリット 第3位 【自信が持てる】

彼(後の旦那)に出会ったころ、これといって誇れるものが何もなく常に自信もなかったので、「私が好きな彼に私は愛されている」ということが私には大きな支えになりました。まして扶養義務の生じる結婚届という契約書にサインまで書いてくださるという段になると、そこまでの覚悟を持って私と一緒に生活してくれるなんて、私にはきっと何かしらいいところがあるんだわ!と思いこめるようになりました。自分を肯定できるようになる、というのは生きにくさを常に感じていた私にはとてもありがたいことでした。

メリット 第4位 【一緒に変化していく様を楽しめる】

ペットと飼い主が似るという話はよく聞きますが、一緒にいる時間が長いせいか、思考やライフスタイルが結婚相手に似てくることがあります。一般的には自分の考え方が変わると付き合う相手も変わることが多いですが、結婚相手だと「すぐに離婚!」とはならないことが多いため、その考え方を理解しようとしてみたり、互いの妥協点を見つけようと話し合ったりすることになりますが、その結果、自分自身の考え方も少しずつ変わっていって、「昔はこんなことでイラついていたけど、今は全然」とか「昔は面白いと思わなかったけど、楽しい」とか、お互いの変化を楽しめるようになります。長時間一緒に過ごすということは影響力がとても大きく、相手の良いところを取り込んで、成長していくことができます。

メリット 第5位 【子どもってロマンがある】

夢想するオタク女子だった私は、小学校高学年くらいの時から「子どもってロマンがあるわぁ、旦那さんはいなくてもいいけど子どもは欲しいわぁ」と思っておりました。自分の子どもがまた子どもを産んで、またさらにその子が子どもを産めば、自分の細胞のほんのちょっぴりくらいは未来へ受け継がれていくのだろうし、血がつながっていなくても、一緒に暮らしていればその思想や考え方がどこかで引き継がれて、それがまたその下の子どもに引き継がれて、網の目のように薄く広く未来につながっていくんだと思うと、「この世界に私が生きた証を残せたぜ、ふっ」と言えるような気がしていたのです。

何某かのマンガの読みすぎな気がしないでもないですが、子どもを産むということは「これから超面白い仕事をするかもしれない会社を起ち上げた」くらいのロマンはあると思うし、どんな生き方をしていくのか、自分だけでなくその子の未来の人生を夢見ることができる楽しさもあると思います。

メリット 第6位 【片方が無収入になっても耐えられる】

1人で稼いでいる時は自分に何かあったらハイソレマデヨですが、夫婦共に働ける場合は、片方に何かあってももう片方がお金を稼ぎにいくことができます。また片方が儲けるまでに時間が必要な事業を始めたり、何かを学ぶ期間が必要になったとしても、無収入の間はもう片方が稼ぐことで生活を維持することができます。

余談になりますが以前何かの記事で、最初の3年は奥さんが働いて旦那さんの学費を稼いで、そのあとの3年は奥さんが子ども産んで旦那さんが働いて、次の3年は奥さんの行きたかった国に行って奥さんが働いて、その次の3年は旦那さんの希望で日本に帰ってきて旦那さんが働いて、っていうご夫婦のインタビュー記事を読みました。会社員じゃなければ(あるいは3年程度のブランクがあっても大丈夫な職種なら)できそうだし、この3年交代制は私もやってみたい。

メリット 第7位 【育児によって様々なスキルが鍛えられる】

睡眠不足でも戦える気力とか、子の行動の10歩先くらいを読んで有事に備えられるスキルとか、あんまりよく知らないお母さんでも適度に話を合わせられる能力とか、育児に付随する様々な能力を否が応でも鍛えられます。私が特に(強引に)鍛えられて良かったと思うのは、計画は計画通りに進まないと覚悟しておくリスクヘッジ能力と、お母さん仲間とのコミュニケーションスキルでしょうか。何せ母親というのは、「母親だ」ということ意外何も共通点がない人たちなので、会社以上に多種多様な方々と交流せねばならず、コミュニケーションスキル底辺だった私は最初超苦労して家に引きこもりがちでした。が、一人目に続きに二人目を産むころになって、段々と「それなりにうまくやれるパターン」を自分なりに身に着け、昔苦手だった「何気ない立ち話」も楽しめるようになりました。

メリット 第8位 【生活費が抑えられる】

1人で住むより2人以上で住む方が家賃も安くなることが多いですし、家電も共有できるし、電気代も安くなるし…ということで一人暮らしに比べて生活費が抑えられます。子どもが産まれるとまたちょっと別の出費が必要でしょうが、一般的には個別に住むより共同で住む方が、貸し借りできるものが増えて生活に必要なお金が下がってきます。ちなみに私が旦那と結婚しようと思った最大の理由は、当時地方赴任していた彼(後の旦那)が東京に戻ってくることになり、「家賃をバラバラに払うなんてなんと非効率的か」と思ったからです(色気ゼロ)。

メリット 第9位 【週末や連休誰と遊ぼうかな~と考える必要がない】

寂しがりで貧乏性なので、休みがあると誰かと会って遊びたくなるのですが、友達に連絡をして日程調整して待ち合わせて、という会うまでの手続きが面倒で、つい腰が重くなります。その点家族がいれば、週末は基本的に家族の誰かと過ごしますし、当日急に「そうだ、○○行こう」と思い立っても、一緒に住んでいるので付き合ってもらえ(ることもあり)ます。週末はただダラダラしたのみで何もしなかった、という日も家族ができて少なくなりました。

メリット 第10位 【典型的な人生で親を安心させられる】

職につき、結婚し、子どもをもうけるという「一昔前の典型的な人生」を歩むことで、それに価値があると思っている親相手であれば、親孝行になります。親になって思うことは、仮に娘が「進学校へ行き、名の通った大学に受かり、有名企業に就職し、経済力のある男性と結婚し、20代のうちに子どもを2人産んで家族をもうけた」みたいな超古典的な人生を歩んで当人もそれに満足している(ここ大事)のだとすると、安心して見ていられるだろうなぁと思ったりするのです。エキセントリックでアップダウンの多い人生や、時代の最先端をいって勝ち抜く人生も多いに結構で(これからの時代、勝負かけないと「一昔前の典型」の人生だっておくれないかもしれないし)止めたりはしないけど、前例が少ない分心配はするでしょうね。

私の親は九州の田舎のじーさんばーさんなので、「(青海は)エキセントリックな人生をおくりそうだと覚悟していたのに、案外普通の人生を歩んでいて安心した」と、褒められているのかけなされているのか(私的には後者)よくわからないコメントをもらったことがあります。

メリットも、別の視点から見るとデメリット

書きながら気づいたのですが、ここに書いてあるメリットは、別の観点からみるとデメリットになりうるものも多いですね。第3位の【自信が持てる】は「相手への依存」でもあるし、第6位の【片方が無収入になっても耐えられる】は「無収入の相手を抱え込むリスクがある」ということでもあるものね(´・ω・`)

してみると結婚生活というのは、それに伴う事象を「メリット」と感じあえる相手であれば継続できるし、「デメリット」と感じるようになると継続できなくなるということか。うむ、何事も良い面に目を向けて、ポジティブに生きて参ろうぞ。