自分の首、自分で絞めるようなことをしてない?



10月はありがたいことに多くのお仕事を頂けて、ライターとしては最高収益になりました。

最高収益と申しましてもパートのお母さんの収入ですが(*´з`)

とはいえそれなりに忙しく、忙しい中でちょっと悩むことも増えました。

あとで見直したら「こんなしょーもないことで悩んでいたなんて」と思える日が来るかもしれないので、ここに今のもやもやを書き残しておこうと思います。

仕事をするのはなんのため?

そりゃお金を稼ぐためでんがな、というのが答えですが、じゃあなぜお金が必要なのかというと、自由でいたいからです。

私の父は、「俺が稼いでいるんだから言うことをきけ」と言うタイプの人でした。田舎のぼっちゃんで九州男児でしたし、悪気なんて全くなかったと思いますが(だから余計に悪いとも言う)、小さいときから私は「金がなければ真の自由は得られぬ」という覚悟が深かったように思います。

うちの母は、「お金がないと離婚もできないから、あなたは結婚してもちゃんと自分の財産を守るのよ」みたいなことを、折に触れて口にする人でした。母の友人知人に離婚した人が多いせいなのか、母自身も離婚を考えたことがあるからなのか、ただ単にしっかりしているのか、真意はわかりませんが。

そんな両親の影響を色濃く受けて、私は「経済的自立超大事!」と大手企業の会社員になりました。ようやく金銭面では自由になりましたが、とにかく毎日忙しく、今度は自分の時間が不自由になりました。

夫の海外赴任を理由に退職したのは、家族で一緒にいたいとか海外に住んでみたいとか、そういう欲望もありましたが、「時間の自由を取り戻したい」という思いも大きかったような気がします。

ライターは〇〇でなければならない?

帰国後にフリーライターという仕事を選んだのも、「お金は稼ぎたい」「だけど時間は自由に使いたい」という自分の希望を、叶えられそうだと感じたからです。実際、フリーライターという働き方は、私の理想に近いものでした。

けれど、1年以上この働き方を続けてきて、徐々に息苦しさを感じ始めてもいました。

twitterやブログを見れば、「子育てしながら今月は〇万円稼ぎました!」とか「今月は〇万円で最高益!」とか、華やかな言葉が踊りますし、「ライターなら専門性がないと」とか「取材もしないで何がライターか」といった、べき論もよく出てきます。

総じて、稼いでいる方やべき論を語る方の声は大きく、気にするまいと思っていても、じりじりと自分の中に焦りが生まれていたことは事実です。

もっと稼がなきゃ、もっと専門性を身につけなきゃ、もっと取材にも行かなきゃ…。そう思えば思うほど、最初のころのように記事を書くことが楽しいと思えなくなり、筆が進まなくなりました(ただでさえ遅筆なのにさ!)。

目指す場所を取り違えてはいけない

「理想的なライター」というのがあるとすれば、それは専門性があり、好奇心旺盛で、取材にもガンガン出ていけて、記事を量産でき、仕事の幅を広げられる人なのかもしれません。

でも、そういう働き方をすることで、「自由でありたい」という、元々の「お金を稼ぐ理由」から遠ざかってしまうのでは、本末転倒ではないかと思うようになりました。

「お金をもらわなくてもやってしまう」ことを仕事にできる人は、きっと仕事から自由になれた状態なのでしょう。私が目指しているのはその場所で、「一流のライターとして他人様に認められるような存在になりたい」というのとは、少し違うように感じます。

仕事に対しての責任感が強くなってきたからこそ、「より良いライターでありたい」という気持ちが出てきたわけで、決して悪いことではないと思っています。でも、「理想の仕事人」を目指しすぎて、「自分にとってしんどい環境」を作り上げてしまうのは、それこそ自分で自分の首を絞めているだけではないかとも思うのです。

仕事は努力と忍耐が必要なもの、苦手なことから逃げるなんてプロじゃない、やっているうちに克服できるはずだ…そういう考えが自分にも根強くあります。

でも、「やりたくないことにも果敢に挑戦して一流を目指す」ことよりも、「自分の力を最大限活かせる環境を作って、仕事が楽しくてやめられない状態を目指す」方が、自分のたどりつきたいゴールに近い気がするのです。

フリーランスの「自由」を活かして働く

とはいえ生活費は必要ですので(いきなり現実感)、自由ったって自由になりきれない部分はありましょうが、目指す場所を見失わずに、バランスを取りながら仕事をすることは大切なことだと感じています。

家族と自分と依頼主が満足しているなら、別に一流の仕事人ばかりじゃなくても良いし、毎月ウン十万稼げなくったって良いはずです。

銀河鉄道の夜で、かの宮沢賢治先生もおっしゃっておりますが、「どうもからだにちょうど合うほど稼いでいるくらい、いいことはありませんな」という言葉が、私の目指す場所なんだろうと思います。

会社員に比べると、フリーランスは「自分のからだにちょうど合う稼ぎ」を、自分で選び取りやすい環境です。

一流にはなれないかもしれないけれど、それでも私に仕事をとおっしゃってくださるクライアント様と一緒に、「書かずにはおれなかった」熱量のある記事を、今後も提供できたらと思っています。

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