ネイル検定3級いよいよ本番!直近から当日までのスケジュールをご紹介



かつて住んでいたインドの大気汚染が尋常じゃないことになっていて、駐在の続いているお友達の体調が本気で心配な青海でございます。私もインドにいる時は常時どこかしら体調が悪くて、外出するだけで具合を悪くするような有様でしたが、今年は輪をかけてひどい模様。学校が急に数日休校することになり、ママたちもぐったりしているそうです。

時の首相モディさんは各自家の近くに水を撒いて道路をキレイにするように、とお達しを出したようです。これこそまさに焼け石に水なんでは、と思ってしまいますが…。

ネイル検定3級受験、試験1週間前

さて、ネイル検定受験シリーズも今回が最後ということで、検定1週間前から私のスケジュールをご紹介しようと思います。

まず試験の1週間前に、試験に持っていく道具一式を一度そろえました。というのも、試験の前日だとすでに緊張していたり、時間がなくて焦っていたりして、きちんと持ち物確認できない可能性があると思ったからです(私、大変緊張しやすいタイプでございます)。

筆記試験だけという試験と違って、ネイル検定はあれやらこれやらいろいろと持っていかなければなりません。「試験で使うつもりだった新品のポリッシュ」等も含め、1週間前に一度準備しておくと安心です。その時試験要綱を見ながら、ラベルが正しく貼られているかもチェックしておきます。

持っていく時のカバンも用意し、アームレストや教科書、お湯等も全て収納できるか確かめておくと良いと思います。受験票など、忘れると失格になってしまうものは必ず入れておきます。写真が貼ってあるかどうかもこの時に確かめられるので、1週間前の準備はオススメです。

また何かあった時のための予備の道具も、この時点で準備をしておきました。予備のエメリーボードのバリ取りも忘れずに(私うっかり忘れそうになりました)。

私は肩こりがひどいオバチャマなので、こういうキャリータイプのネイルバッグで行きましたが、

会場はこういった肩かけタイプのバッグの方が多かったです。

試験中は机の下に直置きになると思うので、それが可能なもの(床が平らで中身がこぼれないもの)を選びましょう。実技と筆記の間の休憩時間に、貴重品と水と教科書を持って移動する必要があるので、その時に使う小さなカバンも用意しておくと便利です。

モデルをしてくれる旦那さまの手のケアも入念にし、ささくれやルースキューティクルを全て除去しておきました。念を入れてここから1週間は毎日キューティクルクリームも塗って差し上げました。

ネイル検定3級、試験直前1週間の練習

毎日通しの練習ができれば理想的なのでしょうが、それほど時間がないという方がほとんどだと思います。私は30分~1時間弱ほどしか時間が取れなかったので、通しのイメージトレーニングだけは行っていました。この時、行程にどの程度時間をかけるのかということも、頭の中でイメージしておくと良いと思います。

行程の時間配分は人それぞれで構わないのですが、ご参考までに私はこのくらいの時間を目安にしていました。

手指消毒・ポリッシュオフ 5分
ファイリング 10分
クリーンナップ 15分
カラーリング 20分
アート 10分
トップコート・見直し 10分

「ファイリングは8分で!」とかもっと正確な数値にした方が良いのかもしれませんが、覚えられないので( ;∀;)、切りの良い数値を目安にしました。最初のころは、ざっくりとカラーリングに入るまでの前半30分、カラーリング以降の後半が30分、残り10分は予備、くらいの感覚で練習をしていました。

塗り方だとかニッパーの当て方だとかは、最早この時点では変えない方が良いと思うので、今まで練習してきたことを黙々と復習すればOKかと。私はポリッシュオフが苦手で、直前に自分の指で何度も練習をしていました。

筆記に関しては、ここでも変わらずひたすら過去問を1日1回分解いていました。消毒法の部分が苦手だったので、その部分だけをまとめたペラ1の紙を作り、試験当日の休憩時間中に目を通すことにしました。

ネイル検定3級試験前日

必要な道具は1週間前にそろえていたので、さほど慌てずに済みました。当日お湯を持っていくのを忘れないよう、キッチンに置いてあるボードに「お湯!」と書いて、早めに寝ました。

私は子どもをシッターさんに預けて出ていく必要があったので、保育に必要な道具などを前日に準備していました。シッターさんの詳細はこちらの記事をご参照くださいませ。

私は旦那さんにモデルをお願いしたので、前日に事前塗りをしました。よれを最低限にするため、お風呂もハブラシも済んだところでポリッシュ塗りました。私の事前塗りのやり方ですが、試験当日のファイリングやポリッシュオフの時間を短縮できるよう、以下のように整えました。

・爪の形はスクエアオフに(当日ラウンドに整えやすい)
・爪の表面はポリッシャーでツルツルに磨く(ポリッシュが落ちやすくなる)
・エッジは塗らず、ベースと赤ポリッシュ二度塗り(1週間前に塗ったとするとエッジは剥げてしまうので不要)
・トップコートは塗らない(こちらも1週間前に塗ったとすると取れてしまうので不要)
・キューティクルラインは1mmほどあけて塗る(1週間前に塗ったとすると爪が伸びるので)
・サイドラインはきっちり塗る(手抜きに見えないように)
・少々よれたり剥げたりしていても、日常生活で付く傷程度は問題ない(試験官をされているネイル講師の方談)

声を大にして言いたいんですが、当日試験会場の近辺で事前塗りするのはやめましょうね。試験管に見つかれば失格でしょうし、会場周辺の方にもとてもご迷惑なので…。私が見た時は2組ほど会場近くで立って事前塗りしている方がいらっしゃいました”(-“”-)”

ネイル検定3級試験当日!

いよいよ当日です。私は午後の組だったので比較的のんびり準備ができるというメリットがありましたが、朝ごはんと昼ごはんがおいしくないというデメリットもございます(´・ω・`)

試験前

荷物を全て準備して、モデルの旦那さんと共に出発。私たちはお昼を会場近くで取るつもりだったので、早めに家を出ました。子どものいないランチは楽だったけど、試験前で緊張していて味がわからない…。

会場のトイレは混みそうだったので、お手洗いを済ませて15分前には会場入り。特に男性は会場のお手洗いが少なかったり遠かったりするので、なるべく早めに行かれておくことをオススメします

15分前でしたが、すでに入場のための長い列ができていました。自分の受験番号が割り振られている部屋の列に並んで、スタッフさんの誘導に従います。

受付などはないので、自分の受験番号を見つけたらテーブルに道具をセットしていきます。試験官の方はこの時点で見回りを始めていて、荷物の置き方などについて声をかけてくださいます。

事前審査

時間になったら事前塗りと道具のチェックがスタート。事前塗りは試験官の方がモデルの指を手に持ってサイドなどを確認、道具はちらっと見る程度で、15秒とかそのくらいでした。減点項目かどうか相談しているのか、端の方で試験官数人が協議しているような場面も見受けられました(私のことじゃないよねと祈っていた受験生多数であったと推察される)。

実技

「試験開始まで残り1分です」のアナウンスあたりでタイマーのスイッチを入れる人が多かったので、ピッピピッピあちこちで音が鳴っていました。試験の減点事項ではないのですが、タイマーのアラーム音はそこそこ響くので、音の出るところにテープかシールを貼っておくと、音が小さくなって回りの方にも優しいのではないかと思われます。

試験開始のアナウンスと共にカチャカチャとメンダの音が響きます。試験官の方はおそらくエリアで担当が決まっていて、そのエリアの受験生を中心に、手順などをチェックしている様子でした。ものすごく近づいてきてガン見されるようなことはありませんでしたが、ニッパーワークは特にしっかり目に見られていた気がします。前半のネイルケアまでは特に手順に気を抜かないようにしました。

私は緊張し過ぎて、ネイルケアまでを23分くらいで終わらせそうになってしまい、「やばい、これはケアが手抜きだと思われかねん…!」と、一度終わらせたケアを再度見直し、必要に応じてガーゼでクリーンナップをやりなおしたりしました(;´∀`)

ネイル検定では、前の工程に戻ってやり直すことができないので、1つの工程が終わったら時間確認→予定よりも時間があるようであれば可能な範囲で見直し、修正、を心がけると良いのではないかと思います。

とはいえ25分くらいでケアが終了し、回りにいたどなたよりも早くポリッシュ塗りスタート。「手抜きと思われていませんよーに!」と祈りながらポリッシュをぬりぬり。時間はあったので落ち着いて塗ることができました。

アートまでつつがなく進行したところで残り10分。赤ポリの修正を再度見直し、アート以外のトップを塗って、トップのはみ出しも修正し、残り時間3分のところでアートの指もトップコートを塗布。使っていた道具を全てトレイの中に戻して、余裕を持って試験は終わることができました。

後ほど試験終了時に「10分も余っちゃってさー、ただじーっと終わるの待ってるの辛かったわー」と言っている方もお見かけしたので、やはり「1行程終了後、必ず時間確認、必要に応じて修正」という過程を入れた方が良いのではないかと思います。

ちなみに私が受けた会場は超寒かったので(ポリッシュが固まらないようにという配慮だったのかなぁ)、特にモデルさんはひざかけなど持っていくことを強くオススメします!手にとった旦那さんの指先が氷のようで本当に申し訳なかったです…。

審査

実技が終了すると、貴重品と勉強道具だけ持って受験生は席を離れます。この時お手洗いにも行けますが、それなりに混むので早めに行った方が良いかと。ちなみに私が受けた会場では、審査中は会場の端っこに地べた座りして待つ、というスタイルだったので、スカートで受験されるのはオススメいたしませぬ…。床が冷たいので暖かい格好で受験されるのが宜しいかと。

あっ、ちなみにネイル検定3級の服装ですが、思っていたより皆さんラフで自由な感じでした。3級という入門級だからなのか、エプロン着用の方もごくわずかで、美容学校の生徒さんと思しき皆さんはオシャレなカジュアル着という感じでした。ジーンズも多い。明らかに清潔でないといった服装でなければ問題ないかと思います。

審査中はこの後の筆記試験の勉強ができます。自分が苦手だったとことを見返すチャンスなので、会場に忘れずに教科書や問題集を持参しましょう。

ちなみにこの審査の様子を後ほど旦那さんに聞いてみたところ、「手は取って見られたけど、そんなにしげしげ見る感じでもなかった」とのこと。事前審査同様、端っこで試験官が協議している姿も見られたそうです。協議対象になってないといいなぁ( ;∀;)

筆記試験

審査が終了したら席に戻って、すみやかに道具を片づけます。水などは審査中に全部試験官の方が捨てておいてくれました。モデルさんはここで退場になるので、あとから合流する場合は合流方法などを事前に相談しておくと良いと思います。

筆記は想像通り、10分くらいでちゃちゃっと解くことができました。問題集からしかでないので基本的に筆記は大丈夫だと思いますが、怖いのはマークシートの記載ミスです。本当に記載ミスがないか、指差し確認しながら塗った場所を確かめました

余談ですが選択肢は4つしかないのに、マークシートの項目が5まであってちょっと落ち着きませんでした(;´∀`)

筆記試験が終わったら試験終了です!何せ3級は受験生が多いので、退出するにも時間がかかりました…。試験後に予定がある方は、退出時間を30分ほど見積もっておいた方が良いかと思います。

当日は体調と持ち物管理が大切!

次回の1月の試験に向けて、勉強を始められている方も多いと思います。特に寒い時期の受験は体調を崩すリスクが高いと思うので、とにかく当日は体調を崩さないよう、試験に影響が出るような物を忘れないよう、気をつけて頑張ってください!

追記:ネイル検定3級、合格しておりました~♪

無事合格通知を頂くことができました(*´▽`*)

勝因は、
・自分が使いやすい道具は何かと研究をしっかりした
・モデルさんの爪をツルツルに磨いておく、ウッドスティックもツルツルに磨いておくなど、時短テクニックを駆使した
・当日の「1工程終了→都度確認」を忘れずに行った

ことだと個人的には思っています!

私は通し練習が数回ほどしかできませんでしたが、何とかなりましたので、忙しい方も自信を持ってがんばってくださいね!

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