ネイル検定3級受験!時間がない中での学習方法をご紹介



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急に寒くなってきて、長女のフードなしの上着がなくて焦った青海でございます。どうしてパーカーってなんでもかんでもフードつけちゃうんでしょうね。長女の幼稚園ではフード付きの上着がNGなので、毎回探すのに苦労します(´・ω・`)

「そういう痒い所に手が届くのはユニクロよ!ユニクロ行って探しなさい!」と先輩ママの助言を受け、サイトをのぞいてみたらあっさり見つかりました。さすがだユニクロ…!

これが洗えるし軽そうだし良いと思ってオススメしたのですが、長女はモコモコのが良いとのことだったので、

こっちになりました。汚れはつきそうですがお安いし今シーズンでつぶしても悔いはないかと…。

ネイル検定3級の勉強法

という長い前置きはさておいて、先日受けたネイル検定3級の私の勉強方法をご紹介したいと思います。ライターの仕事しながら、乳児幼児抱えながら、途中webデザインの学校行きながらというそこそこハードな日常の中で練習をしたので、時間は十分取れなかったと思います。取れないことも始めからわかっていたので、なるべく効率良く勉強できるように心がけました。

まずは試験内容を把握し、合格するレベルを知る

それなりに受験だ資格試験だと今までいろいろ受けてきた身なので、試験の受け方は心得ておるつもりです。試験を受ける上で何よりも最初にするべきことは、どのレベルに達すれば合格できるのかということを理解することです。まず用具の名前を覚えて、ネイルの塗り方を練習して…と段階を踏んで学習しても問題はないのですが、資格試験を突破するという目的に限っていえば、ゴールから攻めた方がはるかに効率良く勉強ができます。「何ができるようになれば受かる」ことが明確になっていれば、無駄な勉強をせずに済むからです。

そんなわけでまず私はこのDVDを見ました。


JNAテクニカルライブラリーDVD ネイリスト技能検定試験3級 テクニック講座

手順と試験の形式を概ね頭に入れ、そのあとネットでネイル検定3級のサンプル画像をたくさん見ました。「ネイル検定3級 合格」などのワードで画像検索するとたくさん出てきます。このくらいの仕上がりを求められるという自分なりの基準を作っておきました。

受験要項に従いラベル貼り、器具の名前を覚える

自分が受ける日程の受験要項が出ていればそれを見ながら、出ていなければ1つ前のでも構わないので、受験要項をよく読みながら、受験に必要な用具を確認し、必要なものにラベルを貼りました。

用具については前の記事に詳しく書いているので、こちらもよろしければご参照ください。

筆記試験の勉強を始めてみる

私はこれをもう少しあとから始めてしまったのですが、これから3級を受験されるという方は実技より先に筆記試験の勉強を始めた方が良いと思います。というのも、ネイル検定3級は筆記試験に実技試験で知っておくべきルール(消毒法やモデルの年齢についてなど)が出るからです。実技の練習を始めるにあたって知っておかなくてはならないことも盛り込まれているので、さっさとポリッシュ塗りたいわいとお思いでしょうが、先に筆記試験の勉強をしておいた方が効率が良いと思います。

筆記試験そのものはそう難しい内容ではないので、こちらの問題集を買って、赤ペンで答えにマルをつけ、赤シートで隠しながら毎日1回分ひたすら繰り返し解けばオッケーかと。間違えた設問にチェックを入れておくと、本番の待ち時間に効率的に見直しができます。


書籍ネイリスト技能検定試験 公式問題集【BOOK、ネイリスト検定試験、ネイル検定に】

消毒法の部分だけはいまいちわかりにくかったので、別にまとめたペラ1のノートを作りましたが、それ以外はひたすら問題集をやっただけでした。まだ結果は出ていないですが、筆記試験はほぼ満点とれた、と思っております。

練習方法、練習場所、練習時間を決める

いよいよポリッシュの練習に入るわけですが、ネイルは練習をするにも機材をセットしたりハンド君をもってきたりといろいろ手間がかかるので、なるべく練習をスムーズにスタートできるよう、私は必要な一式を棚に置きっぱなしにしておくことにしました。我が家は乳幼児がいる上、旦那がネイルの匂いを嫌がっていたので、台所の換気扇の下が私の練習スペースでした(;´∀`)

折りたたみの机と椅子代わりの脚立を台所に用意して、そこにネイル道具一式を出せば、すぐに練習ができるようにしておきました。練習に向かうハードルを下げておくことも大切です。

私が使っていた机と椅子はコレです。本当はちゃんとネイルを勉強できるスペースを別に設けたかったのですが、1LDKの我が家では望むべくもなく…。


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最初は爪の形を紙に印刷してクリアファイルに入れて塗って練習するとか、ネイルチップスタンドにネイルチップをのせて練習するとか、いろいろやってはみたのですが、やっぱりハンド君にチップを装着して練習する方が、手に近いので練習の効果があると感じました。グルーガンを使うとチップ装着の手間も減ります。

ハンド君の使い方についてはこちらの記事をどうぞ。

ポリッシュは筆によって使いやすさが全然違うので、うまく塗れないと感じたらメーカーを変えて試してみてください。ハンド君で塗りやすいと思ったら、モデルさんの手でも試してみることをオススメします。爪の大きさによっても塗りやすさが変わってきます。練習用に安いポリッシュを買いたくなりますが、基本的には本番で使うポリッシュでひたすら練習した方が、早くキレイに塗れるようになると思います。

また、私は子どもがネイルを触ると危ないので、基本的には子どもたちが寝た夜の時間に練習することにしました。子どもが寝たらすぐに練習できるよう、起きている間に家事などは済ませるよう心がけました。…といっても子どもは思った通りには動いてくれないもので、練習時間は毎日15分から1時間程度、全くできない日もあるという感じでした。

ネイルケアの練習

まずは爪の形を整えるところから。私は通信講座だったので、それについていた練習用動画DVDを見ながら、ひたすらハンド君で練習をしていました。DVDがなくてもYouTubeにいろんな動画を上げてくださっている方がいらっしゃるので、そちらを参考にすることができます。

個人的には、モデルさんの爪をちゃんと正面にとらえて45度にエメリーボードを当てること、1回当てたら長くスライドさせること(エメリーボードの一部分だけでショリショリしない)、往復がけしない、といった点を注意して練習していました。ちなみにサイドストレートは爪に対して真っすぐあて、ほんの少し手前にエメリーボードを引く程度で良いと、検定セミナーに行った時に教わりました。

で、問題はルースキューティクル処理の練習なのですが、これがハンド君ではどうにもならないので、自分の利き手とは逆の手を使ってひたすら練習することになります。でも1回やったら甘皮復活まで1週間くらいかかるので、あまり頻繁には練習できないという…。可能な範囲でモデルさんや身近な人に協力してもらえると良いですね。

メタルプッシャーでのプッシュアップやニッパーの使用は、赤ポリ塗るのと同じくらい苦労した部分でした。注意したことは以下の点です。

・メタルプッシャーは鉛筆持ちをして、人差し指を離した状態で使用(余計な力が入り過ぎないように)
・メタルプッシャーは45度の角度であて、押し付け過ぎない(軽く押し上げるだけにする)
・ルースキューティクルはできるだけガーゼのクリーンアップで取るようにする
・ニッパーを使う時は必ず刃先の支えを作るようにする(向かって左側のラインを切っている時は親指の腹で、向かって右側から上のラインを切っている時は人差し指の腹で支える)

こちらも動画を上げてくださっています。

いよいよポリッシュ練習!

最初はムラなく塗ることもできず、「ネイル、甘くみてたわ…」とがっくりしておりました。人によって塗り方が違うのですが、キレイに塗れればどの塗り方でも問題ないので、いろいろ試してみて、自分にあった塗り方を探してみてください。ちなみに私は、手のひらを返してエッジを塗る→表面を真ん中、左、右の順で塗る、という方法に落ち着きました。

最初はハンド君でなめらかにムラがないように塗れるように練習して、できるようになったら自分の指を使って、スキンアップ(爪の周りの皮膚を別の指で引き上げる)しながら塗れるよう練習すると良いかと思います。モデルさんに練習にたくさん付き合ってもらえるのが理想的ですが、なかなか時間もとられるし、現実的には難しい方が多いのではないかと。自分の指でもスキンアップの感覚は練習できると思うので、何度も繰り返しやってみることが大切です。

ちなみにポリッシュのボトルは左手で持つべきかテーブルに置くべきかという論争(というほどではない)があるのですが、私個人としては、持っている間に手のひらの熱でポリッシュがドロドロになるので、テーブルに置いて塗った方が良いのではないかと思います。

塗るだけでなく、はみ出してしまった時の修正対応もしっかり練習しておいた方が良いです!これも全ての指を塗ってから修正に入る派と、ひとつひとつ修正していく派とあるようですが、私ははみ出したと思ったらすぐ修正に入っていました。リムーバーで修正すると、にじんでしまって余計汚くなることがしばしばあったからです。即座に修正する場合は、ウッドスティックにコットンは巻き付けず、そのままぬぐうようにポリッシュを取った方がキレイにできました

アートはいろんな見本をお手本にしながら決める

お花の描き方はいろんな方法があるので、とにかくたくさん描いてみて、自分の得意パターンを決めるのが良いと思います。私はお花の周りに白の絵の具でポンポンとドットをうつデザインにしたのですが、本番は手が震えて筆先が定まらず(;´Д`)ドットが崩れそうになりました…。あまり時間を置かずにトップコートを塗ると、白ドットは下の赤ポリッシュをにじませやすいので、当日少々手が震えても、時間が足りなくても、なんとかなるデザインにしておくとより安心かもしれません。

私はこちらの動画を参考にしながらデザインを決めました。

ちゃんとトップコートまで練習する!

ポリッシュを塗ってアートを描いたらもうそこで終わりたくなるのですが、トップコートまできっちり仕上げて練習をした方が良いかと思います。というのも、上で書いた通り、アートがにじんだり、下の赤ポリッシュをえぐってしまったり、はみ出て修正が必要になってしまったりと、透明とは言えどトップコートもなかなか侮れないものがあるからです。

トップコートのはみ出しも結構見られる(キラキラ反射するので案外目立つ)ので、ここまできっちり練習しましょう!

ポリッシュオフは自分の爪で練習

アセトン入りのリムーバーでネイルチップを拭くと、ネイルチップが溶けてしまうことがあるので、ポリッシュオフは自分の爪かモデルさんの爪で練習することになります。検定本番では前日に塗ったポリッシュを落とすことになる方が多いと思うので、前日に自分で塗ったポリッシュを、翌日の練習の時に落として時間を計ってみるという練習をしていました。

コットンにリムーバーをつけて爪に置いて6秒ほど待ち、ゆっくり手前に引く→汚れた部分のコットンを内側にして、残っていた部分を拭き取るという方法で、1爪1コットンで落としていきました。全ての爪が終わったところで、ウッドステイックにコットンを巻き付けて、爪の間についたポリッシュを落としました。

当日は気が急いてしまって、6秒待てずにアワアワしてました。焦っても落ちないので、これから受験される方は落ち着いてリムーバーをちゃんと浸透させてから落としてくださいませ(;´∀`)

通しの練習不足はイメージトレーニングで補う

毎日の練習時間はどうしても細切れになり、まとまった時間がなかなか作れませんでした。そこで本番一か月前には両手分のハンド君を使い、ポリッシュを落としたフリをしたり、ニッパーを当てるなどして、通しで施術した時のイメージトレーニングをすることを心がけました。実際に通し練習ができなくとも、何度もイメージトレーニングを重ねることで、手順を頭に叩き込むことができました。

ちなみによく手順を忘れがちなのが、フィンガーボールから指を上げる際のブラシダウンです。指一本ずつ、ブラシを水につけて爪を洗う必要があるので、気を付けてくださいね。

ちゃんとした通し練習は1回しかできなかったので本番不安ではありましたが、イメージトレーニングのおかげか、当日は周りの進み具合を見ながら自分の工程を確認できる程度に余裕を持って受験することができました。

もちろん、時間に余裕があればタイムトライアルで通し練習を何度もやっておくにこしたことはないですよ!

時間はなくとも工夫しだいで勉強はできる!

まとまった時間は取れませんでしたが、受験勉強を始めて3か月、1日10分でも、爪1本でも、できるだけ毎日ネイルに触れるよう心がけました。最初はガタガタで見るも無残だったポリッシュ塗りが段々とマシになっていくのは、試験うんぬんよりも「昨日より上達した」という感覚があり、毎日目の前のことをひたすら打ち返すばかりの主婦業では、なかなか得られない喜びがあったのを覚えています。時間がない中で受験に挑戦される方が他にもたくさんいらっしゃると思いますが、私の勉強方法の何かひとつでも役にたつ内容があれば幸いです。

今度は本番当日どんな感じで受験してきたかをまとめますね!