「いじめられる側にも原因がある」について思うこと。

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おはようございます(子どもを寝かしつけていたら自分まで意識が飛んでいた)、青海です。今日こんなまとめを見つけて、15歳の子がこんなにしっかりした意見を持っていることに驚愕しました。

最近、歳相応の落ち着きも身につけすっかりお姉さんにクラスチェンジしつつあるはるかぜちゃんですが、相変わらずの指摘の鋭さはそこらの社会学者や評論家もびっくりするわこれ、とか思ったので個人的メモとして..

30代半ばの私が書いたものより遙かにわかりやすく知的な文章っ…!と一瞬ガラスの仮面の主人公みたいな目になりましたが、このいじめ問題、子どもを抱える母としても思うところがあるので、私もメモを残しておこうと思います。

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いじめられる側にも、いじめた側にもなったことがある私

小学校3~4年生の頃、クラスで一番美少女だったA子ちゃんとその友人たちから、私はイジメを受けていました。無視・悪口は定番ですが、誰もやりたがらないクラス委員長を押し付けられたり(当時の決め方はいいと思う人を推薦して投票するという流れで、本人の意志は無視でした。先生の手伝いやら学級会の議長やら、面倒な役割が多かったので不人気でした)、掃除の時雑巾がけをしていたらバケツの水を蹴り飛ばされたりしたことは、今でも記憶が残っているので結構辛かったんだと思います(よく自宅のお風呂場で泣いていました)。

あっ、書いてて思い出したけど、そのA子ちゃんのお姉ちゃんとそのお友達に、体育館裏に呼び出されて囲まれた記憶があります(なんちゅうベタな)!「A子の視界に入らないで、クラスの子と話さないで」みたいなことを言われたかなぁ。でもベタすぎるシュチューエーションに加えその要求の難易度が高すぎて、妙に冷静に「学級会とかあるので無理です」って言って逃げた気がする(;´∀`)

当時の自分の性格を思い出してみるに、そりゃもう可愛くない子だったろうなとは思うわけです。口達者で、口ゲンカなんかしかけられようもんなら100倍に返して完膚なきまでに叩きのめすし、それで相手が泣き出すと「泣いたら勝ちなの?泣けば偉いの?泣けば先生が来てくれると思ってるんでしょ」とか言っちゃうし、一緒にトイレ行こうと言われたら「えっ、何で?1人で行けば良くない?」とか言っちゃうし。うん、我ながらなんて思いやりのない、空気が読めない子だったのでしょうか(今も読めないけど当時よりはマシだと…)

小5になった私は、なぜか「いじめられたのは委員長なんてやってたせいだ、もうやらねー」と思い込み(そこじゃない)、目立たないお花係に転職しました。ちょうどクラス替えもあり、A子ちゃんとクラスが離れたこともあって、いじめもぱったり止みました。

ここからは語るのも嫌になりますが、私はB子ちゃんをいじめるようになります。B子ちゃんは私と似たタイプで、口達者で相手の痛いところを突いてくるタイプでした。同族嫌悪でしょうか、私はB子ちゃんを無視し始め、移動教室などの連絡をわざと伝えなかったり、昼休みなどのドッジボールで集中的にB子ちゃんだけを狙ってボールを投げるようになりました。

B子ちゃんに落ち度はあったのでしょうか。当時の私の空気の読めなさもそうですが、まだ10歳そこそこの子どもなので、B子ちゃんや私に限らず回りの子たちだって、いじめの原因となりうるような要素はいくらでも持っていたのです。相手はB子ちゃんでなくとも良かったと思います。なぜなら(書くのもおぞましいですが)当時の私にどうしてB子ちゃんをいじめているのかと聞けば、「だっていじめると気分がすっとする」と答えたと思うからです。

「今自分は確実に相手より上の立場にいる」という優越感をいじめで得ていたことを、正直に告白します。自分がいじめられて泣いていたことも忘れて、相手をいじめている時に得られる高揚感にとりつかれていました。そのハイな気分を求めて、理由など何でもよくて、いじめを繰り返してしまったと思います。

群れるのが嫌いだったので、クラスの他の子をひきいていじめてやりたいという発想にはなりませんでしたが、もし私が「集団でやったらもっと高揚感を得られるかも」という思考になっていたらと思うとゾッとします。

小6になったころ、私は別のグループの子がいじめにあっている現場にたまたま居合わせます。「あいつ(いじめられている子)がいない間に一緒にあいつの机に悪口彫ってやろうよー」と言われ、ハタと「いじめ格好悪いな」と思ったのです。「自分も最低だ、もうやめよう」と思い、それからは「いじめたい衝動」(この揺り返しは結構強い)に駆られても、できるだけB子ちゃんと距離をとることで気持ちを落ち着けました(なので外から見ていると、また無視しているというように見えたかもしれません)。

小学校の卒業が近くなって、ようやくB子ちゃんに「あの時は本当にごめんなさい」と謝ることができました。B子ちゃんとしては、その場に数人いれば私の味方をして一緒にいじわるをする人が出てくるけれども、基本的に私は1人でもB子ちゃんにかみついていたので、集団いじめにあっているという意識はなく、ケンカをふっかけられている、あるいは単純に嫌われていると思っていた、とのことでした。B子ちゃんの本心は正直わかりませんし、「許すよ、これからは仲良くしよう」と言ってもらえた時はほっとしましたが、今でも私の中では暗い記憶として残っています。

いじめられる側の「原因」は改善すべき?

いじめられる側に原因があるのか、という問いに対しては、「ある」としか答えようがありません。完璧な人間はいませんし、因縁をつけようと思えばいくらでも原因を作れます。「いじめられる人間といじめられない人間がいるんだから、いじめられる人間はいじめられないように努力しなければいけない」という論調を見かけますが、何がいじめのトリガーになるかは正直わからないのです。絶対にいじめられないようになるには空気になるしかないので、いじめの原因となりそうな性格を改善しよう、というのはあまり健全で効果的なアプローチとは思えません。

仮にいじめられる理由が、暴力をふるうなどの問題行為にあるとしても、それが「いじめていい」理由にはならないはずです。その問題行為については、いじめではなく双方が平等に発言できる開かれた話し合いなどで解決を試みるべきで、いじめの原因として議論すべき内容でも、いじめで抑圧・攻撃し返すべき内容でもありません。なかなかこの話し合いが、いじめる側もいじめられる側も話し合いをしたくない/上手なファシリテーターが不在等の理由でできない場合が多いので、いじめ問題は混み入ることが多いのだと思うのですが…。

いじめられたら別のコミュニティに行こう。いじめていたら別のことをしよう。

今いじめられていると感じている方へ。何がトリガーになっていようと、あなたがいじめを甘んじて受ける必要はありません。辛くなったら、いじめが起きているコミュニティからさっさと抜けましょう。学校だろうとご近所付き合いだろうと、あなたの命以上に大事にすべきことなどこの世にありません。あなたをいじめているのは、70億人いるうちの人間のせいぜいが数10人です。あなたにあうコミュニティが他にちゃんとあります。いじめが起きたコミュニティにお別れして、自分が心から笑えるコミュニティにお引越ししましょう。

今いじめをしていると自覚がある方へ。それはあなたが本当にやりたいことなのか、今一度自分を振り返ってみてください。いじめをすることで得られる優越感、高揚感、興奮、いじめ仲間との一体感、そういった衝動と快楽に取りつかれているだけではありませんか。端的に言って、他人をいじめている時間なんて限りある人生の無駄遣いにしかならないので、すぐやめましょう

むかつくし、嫌いだし、いじめられている側が悪いと思うかもしれません。でも本当に相手のことが嫌いだったら無視するはずなんです。関わりたくないはずなんです。それなのにいじめという形で積極的に関わろうとしているのは、相手より上位に立っていたいというあなたの意識が強いからですいじめは、相手ではなく、あなたが変わればなくなります。他人をいじめてる暇があったら、闇金ウシジマ君を読んでた方がよっぽど自分のためになります。どうか自分の中の攻撃衝動に負けないで、今現在の快楽ではなく、未来の楽しさを選び取れる人になってください。

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